堤 美智
健康科学部 福祉心理学科(人間コミュニケーション学科)
准教授
博士(農学)
主な経歴
California State University卒業
東京農工大学大学院国際環境農学博士前期課程入学、修了
東京農工大学大学院連合農学研究科博士後期課程入学、修了,農学(博士)取得
特別研究員 東京農工大学農学部・府
教育コーチ e-スクール早稲田大学人間科学部
研究助手 早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター
助教 日本大学生物資源学部国際地域開発学科
准教授 健康科学大学看護学部
准教授 健康科学大学人間コミュニケーション学科
専門分野
農村社会学,地域社会学、継承研究
担当科目
地域社会学,地域連携の理論と実際,情報処理,スタートアッププログラムⅠ・Ⅱ,英語コミュニケーション
主要研究テーマ
・女性農業者のキャリア形成にみる労働パターンと経営参画の実証研究ーWLBの視点から
・郷土食の継承を支える諸条件と社会生活システムの構築ー女性農業者の生活構造視点から
・伝統的食文化の継承と海外日系移民社会における和食の伝播,普及に関する定性的研究
・日本農家の継承から見る家族生活の持続と変化
・女性農業者の経営参画促進のためのキャリアアップ ―Well-beingの視点から―
所属学会
日本農村生活学会会員
日本村落研究学会会員
日本国際地域開発学会
主要研究業績
学術論文
和文
1. 菊地香・堤美智, 2024年「沖縄県出身者における年中行事の継承—ブラジル・カンポググランデを事例に—」国際地域開発学会『開発学研究』35巻1号 藤原印刷株式会社(査読有)
2. 堤美智・菊地香・大友由紀子・堤マサエ,2021年「世代交代からみた農家継承の事例分析-あとつぎを長男に期待する背景-」国際地域開発学会『開発学研究』 31巻3号 農林統計協会(査読有)
3. 菊地香・堤美智,2021年,「ブラジル沖縄県人における食文化の継承-サンパウロ市を事例に-」国際地域開発学会『開発学研究』 31巻3号農林統計協会(査読有)
4. 菊地香・堤美智,2020年,「日系沖縄県人の年中行事と通過儀礼の実施と食に関する継承–ブラジル連邦共和国サンパウロ市を事例に–」開発学研究,31巻2号農林統計協会(査読有)
5. 菊地 香,堤 美智 2020年,「日系沖縄県人の年中行事と通過儀礼の実施と食に関する継承–ブラジル連邦共和国サンパウロ市を事例に–」国際地域開発学会『開発学研究』31巻2号農林統計協会(査読有)
6. 菊地 香,堤 美智2019年,「伝統的な食文化の継承と地域特性にみる課題−文献からみた沖縄について−」国際地域開発学会『開発学研究』2019年12月30巻2号 pp. 45-53農林統計協会(査読有)
7. 堤 美智,2018年,「女性農業者の「学び」によるキャリア形成促進の実態」国際地域開発学会 『開発学会研究』2018年7月第29巻1号pp. 72-80((査読有))農林統計協会
8. 堤 美智,2009年,「女性農業者のワークライフバランスに関する実証分析」,2009年度日本農業経済論文集,pp362-369 (査読有) 農山漁村文化協会
英文
9. 堤美智・菊地香・大友由紀子・堤マサエ,2022年 Analysis of Farm Succession to Women from the Viewpoint of Case Studies -Researching Background and Determining Factors- (査読有)Journal of Agricultural Development Studies Vol. 33 No. 1
10. 堤 美智・堤 マサエ,2014年,Empowerment of Female Farmers Wanting to Start a Business 第5巻 Asian Rural Sociology Association Volume2 pp.268-283 (査読有)
11. 堤 美智,2010年,Work and Life Balance of Female and Male Farmers and Workers in Japan: A Comparative Analysis,第4巻Asian Rural Sociology Association Volume1 pp.94-105(査読あり) ISBN 978-971-8778-86-9
Proceeding
12. 堤 美智,2012年,Financial Independence Support and Career Formulation of Japanese
Female Farmers,第13巻,International Rural Sociology Association Web掲載 (査読あり)
13. 堤 美智,2008年,Experimental Study on Work Life Balance of Women Farmer in Japan
―Focusing on the Actual Situation and the Measures of the Declining Birthrate― 第12巻 International Rural Sociology Association Web掲載 (査読あり)
14. 堤 美智,堤マサエ,2004年,A Turing Point of Households and Agriculture in Rural Japan -Analysis of National Census, Agriculture & Forestry Census, and Longitudinal Research- 第11巻International Rural Sociology Association Web 掲載(査読あり)
紀要
15. 堤 美智, 堤 マサエ, 2013年,「オランダ女性農業者の働き方からみた生活時間分析」山梨県立大学 国際政策学部 紀要 第8号 pp. 57-64(査読あり)
16. 菊地 香,堤 美智,2020年,「ブラジル連邦共和国の沖縄県人における年中行事と通過儀礼の継承-サンパウロ市を事例に」日本大学生物資源科学部諸課程教職課程紀要 pp.105-111
報告書
17. 共著;有馬洋太郎,堤 美智, 後藤 匠, 林 賢一, 編集;有馬 洋太郎,2008年3月,平成19年度女性農業者の農業経営と育児等の両立に関する調査・分析事業報告書「出産育児期・農家夫婦の生活時間」-事例調査編-社団法人全国農業改良普及支援協会
18. 共著;有馬 洋太郎,堤 美智, 後藤 匠, 林 賢一, 編集;有馬 洋太郎,2008年3月,平成19年度女性農業者の農業経営と育児等の両立に関する調査・分析事業報告書「出産育児期・農家夫婦の生活時間」-配票調査編-社団法人全国農業改良普及支援協会
教員著書紹介
著書
1. 山野善正監修 2024年7月「伝統食品のおいしさの科学」『伝統的な食文化の継承と地域特性にみる課題-独特な食文化を持つ沖縄県を事例に』第5編1章共著 株式会社NTS ISBN978-4-86043-888-3 電子ISBN978-4-86043-889-0
2. 堤 美智,板垣 啓四郎,半澤 和夫,水野 正巳、菊地 香他 2016年10月 日本国際地域開発学会編『国際地域開発の新たな展開』「女性農業者のキャリア形成をめざした農業労働の実態」11章執筆 共著 国際地域開発学会 筑波書房 ISBN 978-4-8119-0494-8
3. 堤 美智,半澤 和夫,水野 正巳,朽木昭文,菊地 香他2016年12月『国際地域開発学入門』「女性農業者の働き方からみた共生社会」 13章執筆 pp.200-210 共著 筑波書房 ISBN 978-4-541-04113-5
4. 堤 美智,2010年2月,Experimental Study on Work Life Balance of Women Farmers in Japan, Chapter3-3 pp124-141,A Turning Point of Women, Families, and Agriculture in Rural Japan(in English) 共著: 堤 マサエ,川手督也,大友由紀子, 原(福与)珠理,西山未真,市田知子,澤野久美,渋谷美紀など計14名 編集:堤 マサエ,303頁,株式会社学文社 ISBN 978-4-7620-2015-5
5. 堤 美智,2008年7月,Experimental Study on Work Life Balance of Women Farmer in Japan
―Focusing on the Actual Situation and the Measures of the Declining Birthrate―
pp87-109,2008 Korea-Japan Seminar an Evaluation of the Roles of Women Farmers in East Asia Rural Development Administration Korea (in English)共著:GYung-Mee Gim, 川手督也,大友由紀子, 原(福与)珠理,西山未真,市田知子,Hhe-Jung Kang, 澤野久美,渋谷美紀,Yoon-Ji Choi,片山知栄 その他,編集:GYung-Mee Gim, 231頁,Rural Development administration Korea ISBN 978-89-480-0216-4-93520
教育・研究に対する考え方
地域社会から地球社会への視点をもち、世界に羽ばたく人をめざしましょう。
自分の生まれた地域社会のことをどれだけ知っていますか。埋もれた身近な地域の文化資源を発見、開発、発展させる力を身につけ、国際的な舞台で実践、活躍する方法を学ぼう。
2023年度活動状況
1 主な研究活動
(1)専門分野
地域社会学・農村社会学・食文化・継承研究
(2)研究テーマ
・女性農業者のキャリア形成にみる労働パターンと経営参画の実証研究-WLBの視点から
・郷土食の継承を支える諸条件と社会生活システムの構築-女性農業者の生活構造視点から
・伝統的食文化の継承と海外日系移民社会における和食の伝播,普及に関する定性的研究
女性農業者の経営参画促進のためのキャリアアップ ―Well-beingの視点から―
(3)主要業績
学術論文
英文
1.堤美智・菊地香・大友由紀子・堤マサエ,2022年 Analysis of Farm Succession to Women from the Viewpoint of Case Studies -Researching Background and Determining Factors- (査読有)Journal of Agricultural Development Studies Vol. 33 No. 1
学会発表
【学会発表】(国内)
1.「女性農業者のワークライフバランスに関する実証分析」(査読有)2008年年度日本農業経済学会茨城大学大会
2.「オランダ女性農業者の働き方からみた生活時間分析」(査読有)2012年度日本農業経済学会九州大学大会発表
(国外)
3. A Turing Point of Households and Agriculture in Rural Japan -Analysis of National Census, Agriculture & Forestry Census, and Longitudinal Research-(査読有)第11世界農村社会学会IRSAノルウェー大会発表
4. An International Comparative Study about the Work Life Balance of Women Farmers‐Focusing on the Actual Situation and the Measures of the Declining Birthrate(査読有)第12回世界農村社会学会IRSA韓国大会発表
5.Work and Life Balance of Female and Male Farmers and Workers in Japan: A Comparative Analysis(査読有)第4回アジア農村社会学会ARSAフィリピン大会発表
6. Financial Independence Support and Career Formulation of Japanese Female Farmers(査読有)第13世界農村社会学会IRSAポルトガル大会発表
7. Empowerment of Female Farmers Wanting to Start a Business(査読有)第5回アジア農村社会学会ARSAラオス大会発表
8.農家相続と女性の土地所有に関する一考察大友由紀子(十文字学園女子大学)・堤美智(健康科学大学)・堤マサエ(山梨県立大学)
第71回日本村落研究学会(島根)2023.12.2.
その他の研究活動
・2022年度学外調査研究:東京農業大学:調査プロジェクト「農業経営と継承に関する意向調査」(科学研究基盤(B)
・2022年度日本学術振興会(JSPS)外国人招へい研究者事業(短期)8月4日~7日テレジア・エデル=ヴィーザー(JSPS被招へい研究者)オーストリア連邦機関農業経済・農山村研究所農村社会学部長・大友 由紀子(JSPS受入研究者)十文字学園女子大学社会情報デザイン学部教授
2 主な教育活動
講義・演習
前期;スタートアッププログラムⅠ,情報処理,地域社会学,1年生
後期;スタートアッププログラムⅡ1年生、英語コミュニケーション,2・4年生、地域連携の理論と実際,1・2年生,地域づくりとコミュニケーション1年生
3 主な学内活動
1年生学年主任
FD委員会, 教務委員会,入試問題作成委員会, 共通科目会議
4 主な社会活動
所属学会とその役職
日本農村生活学会会員
日本村落研究学会会員
日本国際地域開発学会:編集幹事(評議員・理事)
その他の社会的活動
・国際地域開発学会 8件(開発学研究)
その他の社会的活動
・日本国際地域開発学会編集幹事
・山梨県北杜市の移住者と地元住民が協働するまちづくり調査報告会
その他
2017年 専門社会調査士取得
2021年 日本国際地域開発学会奨励賞受賞