主な経歴

【学歴】
2003年　日本社会事業大学　社会福祉学部　福祉援助学科　卒業（社会福祉学　学士）
2011年　筑波大学大学院 人間総合科学研究科 生涯発達専攻 カウンセリングコース 　修了（カウンセリング修士）
2021年　東京都立大学大学院 人文科学研究科 社会行動学専攻 　修了（社会福祉学博士）
【職歴】
2019年～2022年　明星大学 人文学部 福祉実践学科 非常勤講師
2021年～現在　　大妻女子大学　人間福祉学部　非常勤講師
2021年～2023年　法政大学　現代福祉学部　福祉コミュニティ学科　助教
2023年～現在　　健康科学大学 健康科学部人間コミュニケーション学科 講師

専門分野

高齢者領域におけるソーシャルワーク
医療ソーシャルワーク

担当科目

高齢者福祉　福祉心理学　ソーシャルワークの基盤と専門職　保健医療と福祉　福祉心理学専門演習Ⅰ　ソーシャルワーク演習ｃ　ソーシャルワーク演習Ａ　ソーシャルワーク実習指導Ａ

主要研究テーマ

高齢者福祉
医療福祉
Evidence Based Practice
質的研究法

所属学会

日本社会福祉学会
日本ソーシャルワーク学会

主要研究業績

（筆頭著者のみ）
(2012) 東日本大震災における在宅人工呼吸器患者への医療ソーシャルワーカーの相談支援 日本集団災害医学会誌　東日本大震災臨時増刊号　Vol.17　No.1　pp.196-19
(2013) 重症脳卒中患者家族の転院に至るまでの心理と医療ソーシャルワーカーの支援における研究 筑波大学大学院 人間総合科学研究科生涯発達専攻カウンセリングコース博士前期課程　修士学位論文
(2014) 各種記録が統合された電子記録システムの構築における研究 ソーシャルワーク研究　Vol.40　No.1　pp.73-79
(2015) 転院支援を必要とする患者の在院日数に影響を与える介入要因の比較に関する研究 「医療と福祉」　No.97　Vol.48-No.2　pp.61-66
(2016) 構造構成主義に基づくソーシャルワーク実践の科学性確保に関する一考察 「社会福祉学」　Vol.57　No.3　pp.1-14
(2018) 介護老人保健施設の退所支援における要介護者と家族の有する課題とその構造 「ソーシャルワーク研究」　Vol.44 No.2 pp60-68.
(2019) 介護老人保健施設の退所支援ソーシャルワークの評価枠組みの構成 「ソーシャルワーク学会誌」.Vol.38.pp15-26
(2021) 介護老人保健施設の退所支援におけるソーシャルワークの検討～エビデンスを活用する実践に向けて～ 東京都立大学 人文科学研究科 博士後期課程　博士学位取得論文(東京都立大学社会福祉学優秀論文賞受賞）

教員著書紹介

最新 社会福祉士養成講座２ 高齢者福祉
日本ソーシャルワーク教育学校連盟 (担当:分担執筆, 範囲:第７章第２節)
中央法規出版 2021年2月 (ISBN: 9784805882450)

教育・研究に対する考え方

【入学を考えている学生諸氏へ】
対人援助の方法を学びたい（誰かの役に立ちたい）と考える人が案外少ないということは、現在の医療・福祉の人材難の状況からも推察されますね。そういう意味では、今この文章を読んでくれているあなたは、希少な存在かもしれません。

ところで、「誰かの役にたちたい」と思うあなたになったのは、たぶんあなたの周りにいる親御さんや兄弟、友人、恩師などに恵まれてあなたが育まれたからでしょう。だって、そんなことを自分で自分を操作できませんからね。周りの人に恵まれてよかったですね（あなたの手柄じゃないですよ）。

一方、役に立ちたいという思いだけでは、対人援助はうまくはできません。より多くの人に、よりインパクトを与えたいと思ったら専門性が必要になりますが、それを育てるのは自分自身になります。「資質は周囲からのギフト、専門性は自分自身で獲得」という整理になりますね。よろしいか。

せっかく授かった資質ですから、ぜひこの大学の門をくぐって、若いうちに伸ばしていってください。

2022年度年度活動状況

国立市　介護保険認定審査委員
国立市社会福祉協議会　権利擁護事業運営委員会