
伊丹 幸子
看護学部
助教
修士 (看護学)
主な経歴
【学歴】
山梨県立吉田高等学校
山梨県立高等看護学院 看護第一学科
山梨県立高等看護学院 保健婦学科
山梨大学大学院医学工学総合教育部修士課程看護学専攻 修了
修士(看護学) 医工修第1721号
【職歴】
山梨県庁に保健師として入職し、保健所保健師業務、鳴沢村派遣、都留児童相談所、精神保健福祉相談員業務等をさまざまな経験し、本庁健康増進課にて山梨県の健康づくり施策の推進に取り組んだ。管理職としての経験もある。
専門分野
公衆衛生看護学
担当科目
公衆衛生看護学
在宅看護学
主要研究テーマ
1. へき地での保健師活動の特徴と地域包括ケア推進のための支援について
2. 保健師の健康づくりの推進のための地域組織の育成について
3. 自殺対策における地域住民の取り組みについて
4. 保健師の現任教育について
所属学会
日本公衆衛生学会
日本地域保健学会
日本ルーラルナーシング学会(評議員)
日本公衆衛生看護学会
主要研究業績
1. 地区組織活動を活用した住民の健康課題解決に向けた保健師の支援の特徴、日本地域看護学会第18回学術集会、平成27年8月
2. 自殺多発地区の市民と行政の協働による自殺対策、日本公衆衛生学会第76回総会、平成29年11月
3. 保健師が捉えた山間へき地の地域包括ケアシステムの現状、日本ルーラルナーシング学会、平成29年11月
4. 住民組織活動を活用した保健師活動の特徴、山梨看護学会、平成29年12月
教育・研究に対する考え方
教育・研究に対する考え方
自身が大学設置地域の出身であるので、地元の看護職の発展に寄与したいと考え、後身の看護者の教育に携わることとした。健康レベルや考え方、生き方等千差万別の地域住民に対して、健康を保ちながら、いかに豊かな人生を構築できるかをあらゆる角度から検討し、保健師としての支援方法を研究していきたい。
2024年度活動状況
1 主な研究活動
(1)専門分野
公衆衛生看護学、在宅看護学、災害看護学
(2)研究テーマ
・山梨県の保健師活動
・派遣保健師の活動(へき地の保健師活動)
・自殺予防対策
・保健師活動の歴史
・地域組織育成
(3)主要業績
論文
・伊丹幸子、山﨑さやか:看護学生を対象とした3日間の食生活の振り返り演習の教育効果(原著論文).健康科学大学紀要 第21号 3-13 2025.3.
学会発表
・伊丹幸子:派遣保健師の市町村での活動内容と得たこと.日本地域看護学会第27回学術集会(宮城県)2024.6.29~30.
その他の研究活動
・自殺対策に関する調査研究(青森県立保健大学 反町教授と合同研究)
学内外の研究助成費
・健康科学大学 研究助成費(2024年度):山梨県富士東部地域における災害看護学演習の効果的な実施方法の研究
2 主な教育活動
講義・演習
前期;公衆衛生看護支援論Ⅰ・Ⅱ(3年生),公衆衛生看護管理論(4年生)、公衆衛生看護展開論(4年生 分担)、保健指導論(3年生)
後期;災害看護援助論(4年生)、地域医療論(4年生)、チーム医療演習(4年生)、地域看護学概論(2年生 分担)、看護研究Ⅰ(3年生)
通年;看護研究Ⅱ(通年)
実習(学外実習を含む科目)
公衆衛生看護学実習Ⅰ、Ⅱ(前期 保健師コース4年生)、(新カリ)、公衆衛生看護学実習Ⅰ(後期 保健師コース3年生)、在宅看護学実習(後期 3年生)
総合看護実習(前期 4年生)
その他
卒業研究論文 3件
3 主な学内活動
ファカルティ・ディベロップメント委員会、国家試験対策委員会、年報委員会(副委員長)、人権問題対策委員会(相談員)
学部長直轄プロジェクト:成績不振学生への対応
4 主な社会活動
所属学会とその役職
日本公衆衛生学会、日本公衆衛生看護学会、日本地域看護学会、日本ルーラルナーシング学会、日本セーフティプロモーション学会
研修会講師
・特定非営利活動法人 ままのりあ主催 2024年度施設研修 講師、
「施設の感染症対策」(2025.1.16)、「虐待防止対策および身体拘束について」(2025.2.17)、
「感染症対策の実際(実習)」(2025.3.13)(1~3回ともに神奈川県相模原市)