看護学科
POINT01 あなたの将来にコミット!
あなたの未知なる可能性を引き出し一人ひとりの個性に合わせた教育を行います。国家試験対策も万全です。ここで得た確かな学びと経験は、あなたの将来にとってかけがえのないものとなるでしょう。
POINT02 あなたの居場所にコミット!
看護学部は、安全で安心な学修環境を提供し、あなたが毎日通いたいと思える居心地のよい空間を追求しています。そこで出逢う友人や教職員とのかかわりの中で人間性が育まれます。ここでの4年間はあなたの期待を裏切りません。
POINT03 コミュニティにコミット!
看護学教育を通じて、思いやりの心、相手を敬い寄り添う心が育まれます。この大学は地域の方々に見守られ、愛されています。地域の方々との交流を深め、地域に貢献できる地域に根ざした大学をめざします。あなたの将来の就職先に繋がる可能性もあり、今後も全力で地域から求められる学部をめざします。
「いのちと向き合う」ための、
豊かな人間性は必要不可欠。
自分自身の成長から“人に寄り添う看護”が見えてきます。
看護は対人援助です。対象の価値観を重んじ、科学的根拠と倫理的判断のもとに、人々の病からの回復と健康を支援する知識・技術・態度を学びます。教員が学生に密接に関わり、自己の価値観・強み・弱みを学生自身が見つめ、生涯看護専門職として研鑽し続けるための自己教育力が高まるよう対話的な学びを大切にしています。
看護学科長 坂本 文子

めざす国家資格
看護師・保健師(選抜制)
※2年次後期終了時に定員80名のうち20名を上限として、保健師免許の取得をめざす学生を選抜します。
※保健師資格取得後、都道府県教育委員会への申請により養護教諭二種免許が取得できます。
看護学科での学び方
活躍するフィールド
病院だけでなく、地域と密着した多彩な活躍の場へ。
医療分野
入院・通院している患者さんに対して、健康管理や日常生活の援助、医師の診療の補助などを行います。
〔主な活躍の場〕
・病院
・クリニック
・訪問看護ステーション など
地域保健分野
地域に住んでいるさまざまな住民を対象に、健康の保持増進や疾病の予防を支援します。
〔主な活躍の場〕
・市町村保健福祉センター
・地域包括支援センター
・保健所 など
介護・福祉分野
高齢者や障害のある人に対して、健康を守り日常生活を支えるために援助を行います。
〔主な活躍の場〕
・訪問看護ステーション
・介護老人保健施設
・デイサービス
・介護老人福祉施設 など
その他の分野
病院、地域、介護福祉以外にも、さまざまなフィールドで看護職が活躍しています。
〔主な活躍の場〕
・看護系大学教員
・学校や企業の保健室
・研究職 など
4年間の学びの流れ
必要に応じて瞬時に助言・指導ができる実習について
実習前後の個別指導で実践力アップ臨床実習フォロー
臨地実習の流れ
「学内で学んだ知識や技術を、実習施設で実践・確認・応用する」という流れを1つのサイクルとして、実習先の各分野の特性を身につけていきます。
スケジュール(3年次の一例)
実習期間中は、本学の教員が常に帯同し、実習施設で指導を行います。
主な実習先
都留市立病院、山梨赤十字病院、富士吉田市立病院、上野原市立病院、大月市立中央病院、山梨県立中央病院、山梨厚生病院、市立甲府病院、国立病院機構甲府病院、山梨県内訪問看護ステーション、都留市役所 ほか
一人ひとりに寄り添った国家試験対策
Point 1
入学時からの個別学修指導
1年次から卒業するまで継続する「少人数クラス担任制度(教員1名が各学年6~8名の学生を担当)」のもとで、学生の個性に合わせた効果的な学修指導を行います。また、学年の垣根をこえた縦割グループでの学習の機会を設け、先輩が後輩に対してアドバイスを行い、相互に学力向上を図ります。
Point 2
学年ごとの到達度目標に応じた学習支援
1年次「人体構造機能学の修得」、2年次「疾病治療論・病理学等と基礎看護学の統合」、3年次「臨地実習と関連させた各看護領域の修得」を到達度目標としています。これらを達成するために、各年度末に到達度を測るテストや補講を行います。
Point 3
4年次の国家試験に向けての集中学修会の開催
学生個々の習熟度に合わせたグループ学習会を行います。模擬試験ごとにグループを組みなおすので一人ひとりの習熟度レベルにあった学修ができます。また、苦手領域補講、国試直前学修会の開催など切れ目のない支援を行います。
HOT TOPICS
「看護学 × ジブン = 最強」
今や看護は病院だけのものではありません。本学で取得可能な看護師・保健師・養護教諭(保健室の先生)の資格で、就職の幅が広がります!人の役に立ちたいというあなたの思い、一緒に叶えましょう。
主な就職先( 過去の卒業生実績[近県抜粋])
過去の主な卒業生実績
山梨県
[看護師] 山梨大学医学部附属病院、山梨県立中央病院、国立病院機構甲府病院、山梨赤十字病院、山梨勤労者医療協会、富士吉田市立病院、甲州リハビリテーション病院、都留市立病院 ほか
[保健師]]山梨県庁、甲府市役所、笛吹市役所、小菅村役場、都留市役所、山梨市役所、早川町役場
長野県
信州大学医学部附属病院、諏訪赤十字病院、諏訪中央病院、国立病院機構まつもと医療センター、長野赤十字病院、伊那中央病院、松本中川病院
[保健師]原村役場
静岡県
順天堂大学医学部附属静岡病院、静岡県立総合病院、国立病院機構 静岡医療センター、静岡厚生病院、フジ虎ノ門整形外科病院、富士整形外科病院
[保健師]静岡県庁、伊東市役所
東京都
順天堂大学医学部附属練馬病院、昭和大学病院、日本大学医学部附属板橋病院、東京慈恵会医科大学附属病院、東京北医療センター、総合東京病院、国立災害医療センター、榊原記念病院
教員紹介
学生の声(学年は昨年度のものです)
学びが広げる看護の視野人体構造機能学で得た気づき
1年生
大浦 純熙さん
駿台甲府高等学校出身
人体構造機能学の授業を通じて専門用語を理解する中で看護師を目指している実感が深まりました。器官の構造や名称の由来を学ぶことで、散らばっていた知識がつながっていく感覚が楽しいです。この学びは疾病学を理解するための基礎にもなります。看護師の母の姿に憧れて小児看護に興味を持ちましたが、学びを進める中で障害児看護への関心も高まりました。これからもっとステップアップしていきたいです。
PICK UP
人体構造機能学
看護学を学ぶ際に必要な基礎科目の1つとして、身体のしくみや機能を1年次から学びます。
患者さんや家族の心も癒せる相手に寄り添う看護師を目指したい
2年生
渡辺 恋花さん
長野県長野西高等学校出身
看護師を目指したきっかけは、祖父が亡くなった際、担当の看護師さんが家族に寄り添い支えてくれたことです。「ヘルスアセスメント」の授業では、病気ごとに 必要なケアを計画する難しさを学び、実習を通して患者さん一人ひとりに合わせた対応の大切さを実感しました。将来は小児か救命で働きたいと考えていますが、どの現場でも患者さんや家族に寄り添い、退院後の生活まで見守れる看護師になりたいです。
PICK UP
病気と看護をつなげる
2年次はさまざまな病気から起こる症状を知り、どのように対処するかを看護の観点で学びます。
様々な患者さんと関わりながらプラスαの学びが身につく実習
3年生
蔦木 綾香さん
山梨県立甲府南高等学校出身
領域別実習では、小児から高齢者まで、幅広い患者さんと向き合える貴重な経験ができます。特に私は小児領域に興味があり、体温測定や安全対策など、成人患 者とは異なる配慮が多いことを学びました。そのため、この実習の重要性を改めて感じています。また、保健師コースも選択しているので、領域別実習を通じて保健師 に必要な観察力を磨けることも期待しています。実習を重ねる中で、自分に合った将来の進路も見つけていきたいです。
PICK UP
領域別実習
子ども、成人、高齢者など様々な層の患者さんに対する看護を学ぶ実習です。自分にはどの領域が合っているか見極める機会にもなります。
自分の経験を通して、心から寄り添える看護を
4年生
槌屋 華音さん
富士学苑高等学校出身
看護研究実践では、摂食障害の一つである精神性痩せ症をテーマにしました。私自身が経験したこともあり支援の重要性を感じたからです。同級生に調査をする中で 病気に対する認識の違いなどを感じ改めて支援には何が必要か気がつきました。また、この研究を通じて、精神領域への興味もさらに深まりました。当時の私は、周りを 頼れず、一人で抱え込んでしまっていたのですが、今はその経験を胸に患者さんに寄り添える看護師になりたいと思っています。
PICK UP
看護研究実践
看護研究の計画立案を通じて、臨床現場で求められる研究スキルを学びます。