田中 敦志さん

ひとりの人間として患者さんと向き合い、関わっていきたい。

私の働くクリニックでは、リウマチ疾患やスポーツ疾患などの整形外科疾患を中心に診療とリハビリテーションを行っています。理学療法士として患者さんと関わっていくうえで、適切なリハビリを実施することはもちろん大切です。それと同時に、患者さんの訴えに耳を傾け、一人ひとりとしっかり向き合うことも重要だと考えています。

同じ病気であったとしても最適な治療はそれぞれ異なります。個々のライフスタイルや日常的な動作を思い描き、生活機能向上を目指す。その結果、喜んでいただけたときの達成感はひとしおです。人間相手だからこその難しさが常に伴う仕事ですが、それ以上にやりがいを感じています。

理学療法士を目指したきっかけ

高校生の頃、テニス部に所属していたのですが、試合の前日に怪我をしてしまいました。その際トレーナーの方に処置をしていただき、リハビリテーションの仕事についても話を聞きました。私も怪我で苦しんでいる方を治療し助けになりたいと考え、理学療法士の道を選びました。

これからの目標

幅広い分野に触れ、さまざまな疾患に対応できるような技術を身につけたいです。

大学での学びのポイント

手応えを感じた学外実習【3年次】

6週間にわたる学外での実習は、これまでに学んできた技術や知識の定着を実感できる有意義なものでした。一方で、言葉づかいや患者さんに接する態度など、現場で必要な姿勢を学びました。

先生のサポートで研究室での活動も充実【4年次】

4年次は研究室での活動が中心でした。先生との距離が近く、国家試験に向けた勉強だけでなく、就職や私生活についても親身に相談に乗ってもらえたので、安心して目標に向かって進むことができました。