杏林大学との共同研究成果が国際誌(Experimental Neurology)に発表されました ― 新しい糖尿病運動療法の開発への応用が期待 ―
2023年3月27日
概要
健康科学大学作業療法学科 志茂聡教授および村松憲准教授(杏林大学、研究代表)、新見直子研究員、三五一憲プロジェクトリーダー(東京都医学総合研究所)、生友聖子講師(東京医療学院大学)、玉木徹講師(名古屋女子大学)、丹羽正利教授(杏林大学)らの共同研究チームは、糖尿病に起因する皮質脊髄路損傷によって運動機能が低下したラットにスキル運動を実施すると、赤核脊髄路が皮質脊髄路の機能を代償するように変化し、運動障害が改善することを世界で初めて発見しました。
この研究成果は脳機能改善を標的とした全く新しい糖尿病運動療法の開発への応用が期待できるものです。なお、本研究はJSPS 科研費(22K11427、18K10726)の助成を受けて行われたもので、研究成果はExperimental Neurology誌の電子版に、2023年2月26日に先行公開されました。
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