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2023年度 下田臨海実習を実施しました

2024年1月30日

実習概要
1月22日(月)~25日(木)の日程で、静岡県下田市にある筑波大学下田臨海実験センターにて、本学主催の臨海実習を行いました。
本年度は、リハビリテーション学科より理学療法学コース(1年生2名、3年生2名)および作業療法学コース(1年生4名)が参加しました。
実習1日目には乗船し、下田沖でのプランクトン採集を実施しました。2日目には鍋田湾での磯採集、3日目には採集した海洋生物の分類や自分で考えた実験をまとめて、研究発表会を行いました。
臨海実習実施にあたりご協力いただいた、筑波大学下田臨海実験センターの中野裕昭先生およびスタッフの方々、塙宗継先生(山梨大学解剖学講座構造生物学教室)に深く感謝申し上げます。誠にありがとうございました。

学生の感想

理学療法学科3年 川手深津葵
海洋生物を見たり、採取して実験してみたりなど、普段は出来ない体験がとても楽しかったです。研究は自分自身が興味を持ったことに取り組むので、皆千差万別で面白いと感じました。「これを研究しよう。」といったように、自分から突き詰めるのは、自由研究以来でとても新鮮でした。

 

理学療法学科3年 梶原奈郁
船に乗って海にプランクトンを採集しに行った事や、磯採集へ行き採集した生き物たちの構造や習性を研究した事、様々な生き物に直接触れることが出来た事など、この臨海実習を通して沢山の経験をすることが出来ました。特に印象に残っているのは、見た事のない、知らない生き物との出会いです。初めて見たマガキガイは1日半かけて観察をしました。面白い生き物と出会えました。


理学療法学コース1年 古畑貫太郎
今回の臨海実習を通して、生物は奥深くて面白いなと感じました。普段はあまり気にしていなかった生き物の観察や研究では、私たち人間と似たような構造を持っていたり、不思議な行動をとったりしていて、見ているだけでも楽しむことができました。顕微鏡でしか見られないような物凄く小さい生物でも、規則性をもってしっかりと生きていて尊さを感じたので、生き物や環境をより大切にしていきたいと思いました。
研究以外の時間でも、釣りをしたり磯採集をしたりして、海の近くでの生活を楽しむことができて良かったです。

理学療法学コース1年 田中冴空
今回、下田臨海実習に参加させていただきました。山梨大学の先生にもご指導いただき、プランクトン採取や磯採取などのフィールドワークのほか、採取した生物の研究を行いました。私は普段海に触れることができないので、とても貴重な4日間になりました。フィールドワークや生物の研究を通して、生物学の知識を深めることはもちろん、研究に対して興味や関心を高めることができました。

 

作業療法学コース1年 稲森翔一
今回は2日目までヒラムシについて研究をし、3日目には磯採取で発見したフナムシについて研究をしました。その結果、フナムシはエラ呼吸をしているが海水の酸素濃度がヒラムシにとって低すぎるため、空気中の酸素と海水を混ぜて呼吸していることがわかりました。また、海水をエラまで運ぶときに重力に逆らうように足をつたっていくこともわかりました。次回参加する機会があれば、もっと深く掘り下げてみたいと思いました。

作業療法学コース1年 平賀浩介
非常に濃い3日間でした。
海に面していない山梨県では見ることの出来ない生き物を採取、観察することができ、生き物のからだの構造について詳しく学ぶことができました。コロナウイルスでの規制が終わり、catch&eatで採取した生き物をみんなで食べたりすることもでき、とても楽しかった。研究では、実際に採取した巻き貝を利用し、様々な実験を行うことで自分なりの考察を見出すことができました。来年も是非参加させて頂きたい。

作業療法学コース1年 藤沢陽
目の前に海があり、生き物を自分で採取し、それを研究することは、なかなかない機会だと思います。今回の大学の下田臨海実習ではそれらの貴重な体験することができ、とても有意義な3日間だったと思います。私は元々は研究対象とするほど海の生物が好きという訳ではありませんでした。しかし、いざ下田臨海実習に行くと、様々な生物を見ていく中で自分の中に様々な疑問が生まれました。それを疑問で終わらせずに自分で研究していく過程がとても楽しかったです。来年も是非行きたいです。


作業療法学コース1年 狩戸煌太

海に行くことがあまりないので、いい機会だと思い参加しました。今回の臨海実習では、海の生き物たちの観察から気になったものを研究したり、プランクトンを取りに船に乗ったりと、普段では経験できない体験ができ、とても楽しかったです。生物の多様性を理解できたので、これから生活する上で海の生き物達を大切にしながら生活していきたいと思いました。