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本学の学生が第127回日本解剖学会総会・全国学術集会の学生セッションで発表しました

2022年5月23日

 

127回日本解剖学会総会・全国学術集会の学生セッションにて、理学療法学科3名、作業療法学科2名が卒業研究の内容を発表しました。これまでの研究の取り組みについて、様々な大学の学生や教員の前で発表し、意見交換をする機会を得ることができました。当初は対面発表の予定でしたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、急遽オンラインでの発表に変更となりました。

 

  • SBF-SEMを用いた1型糖尿病モデルマウスにおける空腸筋間神経叢の3次元微細構造解析」保坂悠介、齋藤 和喜(作業療法学科・現4年生)

※撮影時のみマスクを外しました。

 

【発表者 保坂悠介】

第127回日本解剖学会の学生セッションにて、今回発表の機会を設けていただきました。今まで行ってきた自分たちの研究成果を、学会の有識者の先生方や他大学の学生に向けて発表できたことを嬉しく思っています。今回、一緒に研究をしてきた斎藤君と事前に打ち合わせをしたり、志茂先生と何度もデータを見直したり、十分準備をして臨んだので、自分自身では良い発表ができたのではないかと思います。質疑応答では学生同士で意見交換を行うことができたことも大きな自信になりました。また、他大学の学生発表では、私たちと同様に電子顕微鏡を用いた研究以外にも肉眼解剖や免疫関連の研究など、様々な分野の研究を知ることがでたので、今後の勉強に生かしていきたいと思います。
 最後に研究を進めるにあたりご指導いただきました、志茂聡教授、甘利貴志助教、坂本祐太助教に心より感謝申し上げます。

 

  • 「食事誘発性肥満モデルマウスの脾臓におけるIL-10 の免疫組織化学的解析」

小松明日香、田村奈緒、古屋遥奈(理学療法学科 2021年度卒業)

【発表者 小松明日香】

今回、第127回日本解剖学会に参加させていただきました。学生セッションでの参加ということでしたが、無事に発表を終えることが出来ました。学内で行われる卒業研究発表と違い、今回オンラインで行われた日本解剖学会は全国に配信されるということで、普段よりも一層増した緊張で挑みました。また、他の学部生や院生の発表も興味深いものばかりで、聴講者も学者や研究者が多い中、発表した経験は大きな自信になりました。

 大学での研究を振り返ってみると、大変だったこともありますが、それだけ経験することができ学ぶことができたと思います。4年生になると国家試験勉強と研究の両立が一番大変でした。勉強、研究、勉強、研究というような毎日を送っていたと思います。やらなければならないことに優先順位をつけてこなしていくことで、なんとか両立することができました。

 卒業研究に取り組んだこと、解剖学会で発表したことは、貴重な経験であり大きな自信を得ることができました。疑問を持つことがあれば、自分で研究して調べるという選択肢を増やすことができたと思います。

最後に、本研究を進めるにあたり、坂本祐太助教、志茂聡教授、甘利貴志助教につきまして、終止多大なご指導をたまわりましたこと、大変感謝いたします。