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小林 美雪

看護学部

教授

博士 (看護学)

主な経歴

【学位・学歴】
山梨県立高等看護学院看護師学科卒業 (看護師)
山梨県立高等看護学院保健師学科卒業 (保健師 養護教諭1種)
山梨県立看護大学大学院看護学研究科修了 (看護学修士)
東邦大学大学院看護学研究科看護学専攻博士後期課程修了 (看護学博士)

【職歴】
山梨県立中央病院 (ICU・循環器内科・脳神経外科・呼吸器内科病棟他)
山梨県立北病院 (精神科)
山梨県立看護大学短期大学部成人看護学講座 助手
厚生労働省医政局総務課医療安全推進室 医療安全対策専門官
山梨県立大学看護学部基礎看護学 助教
山梨県立大学看護学部成人看護学 助教 講師
健康科学大学看護学部成人看護学 准教授
健康科学大学看護学部成人看護学 教授

専門分野

慢性期看護学
医療安全教育
医療機関の医療安全

担当科目

成人看護援助論Ⅱ・Ⅲ
成人看護概論
成人看護学実習Ⅰ・Ⅱ
看護総合実習
医療安全論
看護倫理
緩和ケア論
社会規範論
現代組織論

主要研究テーマ

慢性期看護学
医療安全教育
医療機関の医療安全

所属学会

日本看護研究学会会員
日本看護学教育学会会員
医療の質・安全学会会員
日本医療リスクマネジメント学会会員
日本医療安全学会
一般社団法人山梨医療安全研究会 (会長)
NPO法人山梨ホスピス協会 (理事 ~2017)

主要研究業績

【著書】
(共著)
・ナーシンググラフィカ看護の統合と実践②:医療安全,第4版,メディカ出版,2021.
・From Student to Expert看護基礎教育から始める医療安全教育,医療の質・安全学会,Vol12,No2,2017.
・ナーシンググラフィカ看護の統合と実践②:医療安全,第3版,メディカ出版,2016.
・「医療安全推進のための標準テキスト」,日本看護協会,2013.
・ナーシンググラフィカEX①「医療安全」,第2版,メディカ出版,2013.
・「医療安全研修マニュアル-小規模医療機関を中心に-」,じほう社,2011.
・ナーシンググラフィカEX①「医療安全」,第1版,メディカ出版,2009.
【学術論文】
・無床診療所で医療安全に取り組んでいる看護師の安全文化:無床診療所におけるエスノグラフィー,日本看護研究学会雑誌44(1),87-98,2021.4.(原著)
・看護学生が臨地実習から学んだ医療安全に関する意識調査, 健康科学大学紀要第16号,73-84,2020.3.
・A県内の病院における大雪災害時の取り組みと医療安全上の課題, 健康科学大学紀要第14号,2018.3.(原著)
・医療安全支援センターにおける業務の評価及び質の向上に関する研究,「A県の医療安全の取り組みにおける医療安全支援センター機能の現状と今後の事業推進への課題(分担課題)」厚生労働科学研究費補助金,総括・分担報告書,2018,3.
・看護体験実習(早期体験実習)の実習指導について,健康科学大学紀要第13号,2017,3.
・無床診療所における看護師の安全文化 (単著)東邦大学大学院看護学研究科博士論文 ,2015.
・注射業務遂行場面での多重課題が看護師の安全確認行為およびインシデントの発生に及ぼす影響 (共著)応用心理学研究39(1),33-38,2013.
・ホスピス協会会員への「終末期医療に関する意識調査」結果の考察-60歳以上の会員を対象として- (共著)日本臨床死生学会16(1),79-89,2011.
・アメリカの外来施設,特に小規模外来施設における医療安全の取り組みの現状と特徴 (共著)医療の質・安全学会誌6(3),429-442,2011.
・中小医療機関における医療安全研修の取り組み (共著)医療の質・安全学会誌6(3),356-359,2011.
・リフレクソロジーによる排便状況の変化について-便秘傾向にある健康女子大学生を対象にして (共著)山梨県立大学看護学部紀要13(1),15-23,2011.
・看護師の注射業務における安全確認行為に関する実験研究 (共著)第40回日本看護学会論文集「看護管理」153-155,2010.
・基礎看護技術教育における皮下注射の技術に関するサブテキスの分析 (共著)山梨県立大学看護学部紀要11(1),73-86,2009.
・C型慢性肝炎患者におけるインターフェロン療法の中断に関連する要因と継続支援 (共著)山梨県立看護大学短期大学部紀要11(1),15-24,2006.
・がん病者のセルフヘルプ・グループの有効性の考察 (共著),日本看護学会誌15(1),102-110,2005.
・ターミナルケアにおける看護師の熟練化の要因に関する研究 (単著)山梨県立看護大学大学院看護学研究科 (修士論文)2005.
・呼吸困難患者の孤独の緩和について考える-相互依存の適応様式を用いて- (共著)山梨中病年報20,40-42,1993.
・脳外科病棟におけるリハビリテーション看護に対する一考察 (共著)山梨中央病院年報15,54‐55 ,1988.

【研究費助成・補助事業】
科学研究費助成事業(文部科学科研費助成事業)
(研究代表)
・看護系大学教員の医療安全教育力向上のための教材の開発,2020年度~   (基盤研究C)
・看護系大学教員の医療安全教育力向上プログラムの開発と出前授業システムの構築,2017年度~2019年度 (基盤研究C)
・無床診療所の安全管理体制の実態把握と安全教育システムの構築,2011年度~2014年度 (基盤研究C)
(研究分担)
・ワーク・ライフ・バランスを考慮した潜在看護職の雇用形態のモデル化と検証,2008年度-2010年度(研究代表者:巴山玉蓮)

厚生労働科学研究費補助金事業
(分担研究)
・医療安全支援センターにおける業務の評価及び質の向上に関する研究,2016年度-2017年度(研究代表者:児玉安司)
・医療安全支援センターの業務及び運営の改善のための研究」,2014年度-2015年度(研究代表者:同上)
・医療安全支援センターにおける 効果的なサービス提供のための研究,2012年度-2013年度(研究代表者:同上)
・医療機関の規模や特徴に応じた職員研修の具体的で効果カリキュラムの作成と実際の活用と普及に関する研究,2008年度-2009年度(研究代表者:嶋森好子)
・平成21年度厚生科研診療関連死調査人材育成班,調整看護師マニュアル検討グループ分担研究「調整看護師の業務マニュアル案作成」研究協力,2008年度-2009年度
・行政処分を受けた保健師・助産師・看護師の再教育に関する研究,2006年度

その他
(研究代表)
・A県内の病院における大雪災害時の取り組みと医療安全上の課題,2015年度山梨県立大学地域研究交流センター地域研究事業
・看護師の注射業務における有効な安全確認行為の検証-ダブルチェックに着眼して,2008年度山梨県立大学看護学部共同研究費助成
・A県内の一般的な病院における現実の看護 (医療)水準ならびに事故発生要因の検証―日常業務を再現した実験下での看護師の業務遂行の状況から―,2007年度山梨県立大学看護学部共同研究費助成
(分担研究)
・「動作解析ソフトウェアによる解析画像を活用した介護動作教育モデルの開発~動作解析ソフトウエアを活用した介護・看護・リハビリテーション分野に共通する動作の分析Ⅲ~」,2008年度山梨県立大学地域研究交流センター共同研究
・動作解析ソフトウエアを活用した介護・看護・リハビリテーション分野に共通する動作の分析Ⅱ,2007年度山梨県立大学地域研究交流センター共同研究
・静脈血採血・注射技術に関する基礎看護技術教育におけるサブテキストの記述内容の分析,2007年度山梨県立大学看護学部共同研究助成研究

【その他 雑誌・座談会等】
・特集:医療安全教育力を向上しよう,看護基礎教育における医療安全教育の現状と課題,看護教育,62(1),8-17,医学書院,2021,1(単著)
・特集:医療安全教育力を向上しよう,看護学生による医療安全サークル活動の教育的効果,看護教育,62(1),43-47,医学書院,2021,1(単著)
・守る命第1部山梨豪雪被害から5年(山梨日日新聞,朝刊,2019年1月7日)
・安全なケアを提供するための能力の育成「インシデント・アクシデント報告書」の改訂と活用から,看護教育,57(1),38-43,医学書院,2016,1. (共著)
・医療の安全確保に向けた看護職の役割-医療事故調査制度の施行- (座談会),協会ニュース,日本看護協会,2015,11.
・KYTを活用した転倒転落事故の予防,認知症介護,15(4),7-14,日総研,2014,12. (共著)
・解説「医療安全推進のための標準テキスト」の活用に向けて 基礎教育から始める医療安全教育,日本看護協会「看護」臨時増刊号,66(4),26-35,2014,3. (単著)
・特集「状況認識力-チームで育むノンテクニカルスキル」,患者安全ジャーナル,34号,12-27,2013,12. (共著)
・特集1「リスクに気づく視点を身に付けるスタッフのリスク感性を高める指導」KYTの勧め,介護リスクメネジメント,9(6),14-20,日総研,2013,1. (共著)
・特集1「食事・入浴・排泄ケアにおける事故防止」,病院・介護施設におけるKYT活動の進め方,臨床老年看護11・12月号,17(6),日総研,2010.11. (共著)
・医療安全の視点からみた病棟・ナースステーションの整理整頓,ナーシングビジネス,4(12),30-49,メディカ出版,2010,12.
・患者安全の取組み-中小医療機関の実践から-, 月刊国民医療273号,8-14,2010,6. (単著)
・潜在看護師が復職しやすい環境づくりを目指して-アメリカ合衆国ミネソタ州病院視察報告より-,ナーシングビジネス,4(5),メディカ出版,2010,4. (共著)
・実験下での看護師の注射業務の水準 (安全確認行為の実施状況)の検証, 看護管理,20(2),142-146,医学書院,2010,2. (共著)
・看護の業務拡大と法的責任,医療安全,6(19),44-47,学研,2009,3. (共著)
・医療法の改正における医療の安全の確保について,日本歯科医師会雑誌,59(11),9-20. (単著)
・看護論を活用した考える看護過程,事例7「喉頭癌患者」エキスパートナース看護学生版,7(1),26-47,照林社,1998,1. (共著)

【学会発表・シンポジウム等】2009年以降
(査読有)
・看護系大学教員の医療安全教育に対する認識と教育支援ニーズ.第14回医療の質・安全学会学術集会(京都)2019.11.
・~医療安全教育を促進するもの、阻むもの~どうする、これからの医療安全教育?見直そうカリキュラム.第29回日本看護学教育学会学術集会(京都)2019.8.
・地域でつながる医療安全に向けて.第5回日本医療安全学会学術総会(東京)2019.2.
・地域に根ざした医療安全活動の推進-医療者と行政と医療安全研究会の連携-. 第5回日本医療安全学会学術総会(東京)2019.2.
・看護における医療安全教育を促進するために-はばむものとどう向き合うか-」.第13回医療の質・安全学会学術集会(名古屋)2018.11.
・看護における医療安全教育ネットワーク:キックオフミーティング-臨床と基礎教育の医療安全の連携と共同を推進するために-. 第13回医療の質・安全学会学術集会(名古屋)2018.11.
・看護基礎教育と臨床のリンケージによる医療安全教育の深化, 第12回医療の質・安全学会,パネルディスカッションK-13,2017,11.(幕張)
・無床診療所における安全文化を醸成するための課題と安全教育システム構築への提言,第10回医療の質・安全学会,2015.
・積極的に医療安全に取り組む無床診療所の看護師の安全文化,第19回日本看護管理学会,2015.
・学生授業評価における「到達目標達成度」関連要因の分析,第20回大学教育研究フォーラム,2014.
・学生参加型の授業づくり-基本的な考え方・方法と実践例-,第19回大学教育研究フォーラム,2013.
・A県内の有床診療所における医療安全体制の実態調査,第42回日本看護学会「看護管理」,2011.
・授業評価結果に基づくFD活動事例-学生による授業評価結果に対する教員の自己評価の質的分析-,第17回大学教育研究フォーラム,2011.
・ホスピス研修講座開催に際して行った「終末期医療に関する意識調査」について,第16回日本臨床死生学会,2010.
・看護学テキストに記載された注射業務の安全確認行為の分析,第41回日本看護学会「看護管理」,2010.
・注射業務におけるダブルチェックの類型と特徴,第36回日本看護研究学会 ,2010.
・ワーク・ライフ・バランスを考慮した潜在看護者の勤務形態のモデル化と検証,第14回日本看護管理学会インフォメーションエクスチェンジ1,2010.
・小規模医療機関の医療安全にいかに取り組むか,第14回日本看護管理学会インフォメーションエクスチェンジ3,2010.
・メーリングリスト活用による地域ネットワークの構築,第4回医療の質・安全学会,2009.
・一般的な病院の看護師の日常業務を再現した実験下での事故発生要因の明確化,第40回日本看護学会「看護管理」,2009.
・平成19年度厚生労働科学研究補助金による特別研究事業「行政処分を受けた看護師等に対する再教育プログラムの作成に関する研究,第13回日本看護管理学会インフォメーションエクスチェンジ,2009.

教員著書紹介

・ナーシンググラフィカ看護の統合と実践②:医療安全,第4版,メディカ出版
全国の看護系大学および看護専門学校で、教育カリキュラム「看護の統合と実践」での医療安全教育や臨床での安全教育に広く活用されています。2021年の改訂では、医療事故の当事者および遺族の考えと医療事故防止の取組について掲載しています。

教育・研究に対する考え方

常に心掛けているのは、「相手に、そして自己に誠実であれ」ということです。これは臨床で出会った多くの大切な患者や医療安全の取り組みでお世話になっている医療事故被害者(遺族)との関わりの中で頂いた信条です。そうなれているのかいつも自問しています。

ティーチング・ポートフォリオ

2022年度活動状況

1 主な研究活動
(1)専門分野
    昨年度と同様

(2)研究テーマ
    昨年度と同様

(3)主要業績
 論文
  ・山﨑さやか,小林美雪,吉岡睦世,佐野宏一郎,堀口まり子:テキストマイニングによる看護学生の看護総合実習前後のレポート分析.健康科学大学紀要第19号,研究ノート,2023.3.
著書
・松下由美子,杉山良子,小林美雪:ナーシンググラフィカ看護の統合と実践②医療安全(第5版第1刷)メディカ出版:大阪:監修および執筆1章2節.2章1.3.4.5.7.8節.2023.1月
学内外の研究助成費
・科学研究費補助金(2020年度~):看護系大学教員の医療安全教育力向上のための教材の開発,(基盤研究C,研究代表)
   ・健康科学大学研究助成費(2022年度):本学における成人・老年看護学での看護総合実習の実習目標の達成状況
  受賞
   ・一社)日本看護研究学会2021年度奨励賞受賞
    論文題名:無床診療所で医療安全に取り組んでいる看護師の安全文化,無床診療所におけるエスノグラフィー(小林美雪,小村三千代)

2 主な教育活動 (2022年度の担当教科,実習関係等:コマ数は省略)
講義・演習(担当科目で2022年度開講されたもの;担当学科、学年)
前期;社会規範論(1学年),成人看護援助論Ⅱ(2学年),成人看護援助論Ⅲ(3学年), 看護倫理(3学年)医療安全論(4学年),緩和ケア論(4学年)
後期;現代組織論(1学年),成人看護学概論(1学年) ,看護総合演習(4学年)
通年;看護研究Ⅱ(4学年)
実習(学外実習を含む科目)
成人看護学実習Ⅰ・Ⅱ(3学年),看護総合実習(4学年)
  その他
看護研究Ⅱ 研究計画書 4件

3 主な学内活動
FD委員会,学外実習教育運営委員会,附属図書館運営委員会,年報委員会
看護学部医療安全同好会顧問

4 主な社会活動
所属学会とその役職
・一般社団法人山梨医療安全研究会(会長)
・日本医療安全学会代議員
・医療の質・安全学会会員
・日本リスクマネジメント学会会員
・日本看護研究学会会員
・日本看護学教育学会会員

研修会講師
・宮城県看護協会主催ファーストレベル研修会「看護サービスの安全管理,看護業務と医療安全」(オンライン,2022年7月19日)
・山梨県看護協会主催,医療安全研修会(応用編),「チームで取り組む医療安全-安全文化の醸成への取り組み」(山梨県看護協会看護教育研修センター,2022年8月16日)
・メディカルディバイスコリドー推進センター主催,医療機器産業参入促進セミナー医療安全の基礎知識~医療機器産業に参入するために~(オンライン,2022年9月29日)
・竜王リハビリテーション病院医療安全研修会「インシデント・アクシデント報告の重要性と記録方法」(病院研修室,2022年9月30日)
・山梨県社会福祉協議会主催,令和4年度介護現場におけるリスクマネジメント研修,「介護現場におけるリスクマネジメント」(山梨県福祉プラザ,2022年10月7日)
・メディカ出版ナーシンググラフィカ看護の統合と実践② 「医療安全」教育セミナー
「医療の安全の確保と基礎教育における医療安全教育」(オンライン,2022年10月13日)
・宮城県看護協会主催サードレベル研修会「【質管理Ⅲ】組織の安全管理」(オンライン,2022年11月5日)
・日本看護協会(山梨県看護協会委託)主催,医療安全管理者養成研修会,「第6章 安全文化の醸成」(山梨県看護協会看護教育研修センター,2022年12月10日)
・回生堂病院医療安全管理委員会主催,医療安全研修会「インシデントレポート報告の意義と再発防止への活用」(病院会議室12月26日,12月28日)
・高原病院主催,医療安全研修会,「KYTの実際」 (高原病院研修室,2023年3月6日)

各種審議会
・日本看護協会医療事故調査等支援団体,院内事故調査に関わる専門家外部委員
(2015~)
・日本看護協会看護職賠償責任保険制度事故審査委員会委員(2017~)

その他の社会的活動 
・日本看護協会学術学会抄録査読 2件

その他

【委員・役員 (現在)】
・山梨医療安全研究会役員 (2007- 2015より会長)
・日本看護協会「小規模医療機関における患者安全確保のためのワーキンググループ」座長(2021年度)
・日本看護協会,医療事故調査等支援団体,院内事故調査に関わる専門家外部委員(2015- )
・医療の質・安全学会査読委員
・日本医療安全学会代議員
・山梨ホスピス協会理事 (2002-2017)