平尾 眞智子 教授

たくさんの専門職が協力しチームとして働く医療現場。その中で、看護師は「看護の専門家」として意見を求められる場面があります。そこで自身の基盤となるのは、大学や現場で培った経験と、先人たちが積み重ねてきた知識です。

看護という概念を確立したナイチンゲールをはじめとした数多の先人によって、看護において大切なことはすべて言語化されています。それらを根幹としつつ、経験を積み上げていくことによって独自の看護観を育てていく。それが、必要とされる看護師へと成長する第一歩です。