教員著書紹介

2016年

理学療法士のための わかったつもり?!の糖尿病知識Q&A

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編集 石黒友康・田村好史 編
著者 村松 憲荒川聡美が第Ⅲ章「合併症」の一部を執筆(共同執筆)
発行社 医歯薬出版㈱
出版年月

2016年10月


(本書「序章」より)
糖尿病療養指導士の制度ができる以前,糖尿病教育スタッフのための研修会が開催されていました.教育法・評価などの座学に始まり,提示された模擬患者に指導を行うグループワークまであり,実に密度の濃い2 泊3 日でした.この研修会で,私は恩師から言われた「教育は学生(患者さん)が主語である」という言葉を忘れることができません.現在も教育・臨床に携わるなかで,あらためて学生(患者さん)を主語として,必要な事項をしっかり理解できるように伝えることの重要性を感じています.
 ところで,子供の頃,わからないことがあると「辞典で調べなさい」と言われた方は多いと思います.言葉の意味や歴史上の出来事など,知りたい内容が詳しく書かれた辞典は大変重宝しました.また,最近ではテレビや書籍で様々なジャンルの専門知識を一般の人にもわかりやすく解説される機会が増えています.私たち理学療法士の領域でも,医療スタッフの一員として求められる医学知識を理解し,患者さんにかみ砕いて説明できるような書籍が求められているといえます.
 本書は,理学療法士が「わかったつもり」になっているが,実際には自分のなかにおとしこめていないような事項を,ひとまず知識として理解できるまで引き上げられるようにと企画されました.理学療法士にとって「わかったつもり」の代表格が,学生時代に詳しく学んでいない生化学や分子生物学の内容です.これらは糖尿病の病態や合併症の成り立ち,運動療法の効果を理解するために必須の内容であるにもかかわらず,最もわかりにくいものであったかと思います.
 本書のI章「糖尿病の基本」からII章「糖尿病の治療」,III章「合併症」の多くは,専門医師の先生方にわかりやすくご執筆いただき,IV章「運動療法」は糖尿病理学療法に携わる理学療法士の先生方にお願いしました.すべてのQ項目を見開き2頁で,要点をしぼってご解説いただいています.項目によっては書き切れなかった(不足する)内容があるかもしれませんが,その部分は成書で補っていただければと思います.
編者を代表して 石黒友康

コメディカル専門基礎科目シリーズ 生理学

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編集 桑名俊一・荒田晶子編著
著者 村松 憲が第6章「運動の制御機構」を執筆(共同執筆)
発行社 理工図書㈱
出版年月

2016年9月


本書は、生理学を初めて学ぶ学生を対象に書いたものであり、内容を平易にしかも系統的に記述することを心掛けた。また対象は看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、放射線技師等のコメディカル領域を目指す学生であるが、医師、歯科医師、薬剤師を目指す学生においても使えるように、最新の知見や詳細に知るべき事柄をコラムとして記載した。

最近はどこの大学でも授業評価アンケートを行うが、同じ内容の授業であれば若い先生の方が分かり易いという結果が出ている。このため本書の執筆も、医学あるいは生命科学の分野で十分な研究と教育経験があり、しかも比較的若い先生にお願いした。また、良い教科書は、図表の分かり易さだけでなく、文章も論理的に書いてあるものである。個人的には、恩師である故名津井悌次郎先生の「新版生理学」が模範となっており、特に体液の章は先生の教示を引き継ぐようにした。

腰痛に対するシステマティックな評価とアプローチ~ 病態を判別する機能評価と病態に応じた運動療法 ~

腰痛に対するシステマティックな評価とアプローチ~ 病態を判別する機能評価と病態に応じた運動療法 ~画像

制作 ジャパンライム㈱
実技・解説 成田 崇矢
出版年月 2016年7月

従来、運動器障害に適切にアプローチするためには、病態の理解が必要です。
しかし、日本の医療現場では、病態診断は医師の役割、機能障害の評価は理学療法士の役割となっているため、理学療法士の病態理解に対する教育が疎かにされているのが現状です。

理学療法士が病態理解を深めることで、医師と密に連携することができ、これまで解らなかった痛みの原因の理解や、新しい気づきに繋がります。
このDVDでは、腰部の機能解剖と病態の理解にはじまり、病態を判別する機能評価、そして病態に応じた運動療法まで、システマティックな理学療法の展開を解説。
 従来の方法に加え、成田氏の臨床経験や最新知見から独自に見出した、本当に意味のある評価とアプローチの実践を紹介します。
このDVDを通じて、ご自身の臨床を見つめ直し、新しい発見や更なるスキルアップのためにご活用ください。

看護師国家試験 解剖生理学 クリアブックー第2版ー

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編集 日本生理学会教育委員会
著者 鈴木 敦子が第9章「自律神経による調節」第14章「外部環境からの防御」を執筆(共同執筆)
発行社 ㈱医学書院
出版年月

2016年4月

看護師国家試験形式で解剖生理学の知識が身につく1冊
看護師国家試験と同じ形式の問題を解いていくことで、解剖生理学の知識が身につく1冊。解剖生理学全般を網羅し、また必ず理解しておきたい内容を必修問題として収載した。各問題には詳しい解説がついており、各問題ごとに示したキーワードとあわせることで、知識の再確認が容易にできる。『系統看護学講座 解剖生理学』 と内容をそろえており、併用することでより効率的な学習が可能になる。 ■入門書としてわかりやすく内容をまとめたが,深く読み進めると,経験を積んだ方にとっても有益な情報や臨床における工夫が散りばめられている。本書が読者の方々のスキルアップの一助となるだけでなく,最終的に読者が普段接するスポーツ選手に多くの内容が還元されることを期待する。

アスレティックケア─リハビリテーションとコンディショニング─

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編者 小山 貴之
著者 成田 崇矢が一部を執筆(共同執筆)
出版社 (有)ナップ
出版年月 2016年5月

■スポーツ選手に対するケアの入門書。スポーツ医科学や体育学,理学療法などの医療技術を学ぶ学生に限らず,若手の理学療法士やアスレティックトレーナー,その他スポーツ選手をサポートする方にとって、包括的な入門書となるように構成した。
■本書はまず,スポーツ外傷・障害とコンディショニング,リハビリテーションの基礎知識と応急処置について解説し,次に部位別の代表的なスポーツ外傷・障害とリハビリテーションについて,機能解剖を踏まえてそれぞれ解説する。後半はコンディショニングの手法のうち,テーピングとストレッチング,マッサージについて基本的な技術を紹介する。最後に,近年最も進歩したといってもよい領域である,機能的動作のスクリーニングとコレクティブエクササイズについて解説する。各章とも,その領域において先進的に臨床や研究を行い,第一線で活躍されている理学療法士やアスレティックトレーナーの方々に執筆を依頼した。
■入門書としてわかりやすく内容をまとめたが,深く読み進めると,経験を積んだ方にとっても有益な情報や臨床における工夫が散りばめられている。本書が読者の方々のスキルアップの一助となるだけでなく,最終的に読者が普段接するスポーツ選手に多くの内容が還元されることを期待する。

腰痛の病態別運動療法

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編集 金岡恒治
著者 成田 崇矢が一部を執筆(共同執筆)
出版社 文光堂
出版年月 2016年3月

不安定な脊柱を安定させるには体幹深部筋による機能的安定性が必要となる.これが損なわれると動作時に脊柱の分節が不安定となり,その繰り返しにより椎間関節障害や椎間板障害などの関節障害が生じる.また体幹深部筋の安定化機能が低下すると,体幹浅層筋が代償的に過活動となり筋性腰痛や筋付着部障害も引き起こす.この分節不安定性は脊椎の加齢性変化を加速させ腰椎すべり症,脊柱管狭窄症などの器質的腰部障害へと進展させていく.そのため体幹深部筋機能による安定性の改善が求められ,その理論に基づく運動療法が重要となる.本書では体幹筋機能の低下による腰部障害の発生機序と病態別に推奨される運動療法について解説する.
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